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- 痛みを減らすための矯正歯科治療
1005nopainできるだけ「治療中の痛みを減らす矯正歯科治療」を心がけます
小田急江ノ島線・横浜市営地下鉄線・相鉄いずみ野線「湘南台駅」より徒歩2分の歯医者「さいとう矯正歯科医院」では、痛みを感じるのはどんなときかを考慮して、できるだけ痛みを小さく抑えられる治療をご提供します。こちらでは、痛みを減らすためのさまざまな工夫についてご紹介します。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。
痛みを減らすための取り組み
矯正歯科治療をお考えの方から「痛み」に対する不安をよく承ります。
「治療は痛くないですか?」
「痛くてかたい物は食べられないと聞いたのですが……?」
「ワイヤーを調整したあとは、結構痛みますか?」
など、さまざまなご質問を受けます。痛みの感覚には個人差がありますので、一概にはいえませんし、治療装置によっても異なりますが、矯正装置を装着したり、調整したりしたあと3日程度は歯が浮いたような違和感があり、歯ごたえがあるものを咬むと痛みのような不快感があるようです。
そのため、当院では患者さんの不快感をできるだけ減らし、痛みをできるだけ感じないように、矯正装置の調整度合いを工夫します。痛みに対して、とくに不安がある方は遠慮なくご相談ください。
どんな不安もお気軽にご相談ください
考え方や感じ方は一人ひとり異なります。「患者さんの想いを大切にしたい」当院では、患者さんと同じ目線での診療を心がけます。疑問や不安があると治療がスムーズにいかなくなりやすく、痛みにも敏感になりがちです。そうならないように、何でもお気軽にご相談ください。とくにお子さんは、親御さんとのコミュニケーションを密にして診療しますので、不安なことなど遠慮なくお話いただければと思います。
痛みを減らすための取り組み
矯正装置のシステムにはさまざまな種類がありますが、一般的なのは歯面にブラケットと呼ばれる矯正装置を装着して、そこにワイヤーを通し、ワイヤーを少しずつ調整して歯を動かしていくワイヤーブラケットです。当院では、その治療の際にも、できるだけ痛みを軽減するために、さまざまな工夫を凝らし、さらに特殊なシステムにも対応します。
歯を動かすのは弱い力で
歯に強い力をかけると早く動きますが、痛みもともないます。痛みをできるだけ感じないようにするには、弱い力で歯を動かすことがポイントです。当院では、とくに治療開始の初期段階は、かなり弱い力しか加えません。そして炎症を抑え、痛みを感じないように工夫します。
セルフライゲーティングシステムの活用
従来の矯正システムは、ブラケットとワイヤーを縛りつけますが、セルフライゲーティングシステムはワイヤーを固定せず通すだけなので、摩擦抵抗が少なく、比較的弱い力で歯を移動できます。それが治療中の痛みの軽減だけでなく、治療期間の短縮にもつながるのです。
形状記憶合金ワイヤーの使用
いったん大きな力を加えて曲げると元には戻らない通常のワイヤーとは異なり、お口の中の体温によって記憶させた理想的な歯並びに戻ろうとする形状記憶ワイヤーを使用すると、弱くやさしい力でゆっくりと歯を動かすことができます。特殊な通電装置(ヒートベンダー)を使って理想的な歯並びを記憶させたあと、乱れた歯並びに合うように変形し歯に装着。歯の表面に装着するタイプだけでなく、歯の裏側に装着するタイプでも使用可能です。
セルフライゲーション型マルチブラケット装置 (3M クリアティウルトラ)
機能性と審美性を兼ね備え、効率的な治療を可能にする新たなパッシブセルフライゲーティングブラケットです。ワイヤーやブラケット(装置)にかかる摩擦力を抑えたセルフライゲーティングブラケットでは、より弱い力で効率よく歯を動かすことができ、治療期間を短縮することが可能です。セルフライゲーティングブラケットによる治療では、弱い力で効率よく歯を動かすため、治療中の痛みが少ないのも大きなメリットとなります。歯にかかる力は従来より少ないため、大きな痛みが発生しにくくなります。
セルフライゲーション型マルチブラケット装置 (3M クリアティウルトラ) は多結晶セラミックを使用しているため、高い強度と審美性を有する半透明で着色しにくいブラケット(装置)です。また、ロープロファイルなデザイン形状により、装着時の不快感の軽減を図っています。
さらに、APC Flash-Freeアプライアンス システムを採用しており、シンプルで正確なポジショニングにより、短時間で適切なブラケット(装置)装着が可能です。ブラケット装着の際に接着材の除去が不要なため、ブラケットと歯面の間にギャップを作らず、カリエスリスクを減少させるとともにブラケットが脱落するリスクが低くなります
セルフライゲーション型マルチブラケット装置 (クリッピー C)
TOMY社がローフォース、ローフリクションの原理をもとに開発したのがセラミック製のセルフライゲーティングブラケットがセルフライゲーション型マルチブラケット装置 (クリッピー C)です。装置が目立たないようブラケットの素材にセラミックを採用しています。強度を保つ必要があるクリップは金属製ですが、白色にロジウムコーティングしているので耐久性にすぐれ、食物色素で着色することがありません。セルフライゲーティングシステムならではの痛み軽減、治療期間短縮などのメリットを兼ね備えたブラケットです。
形状記憶性・超弾性合金ワイヤー(NEO SENTALLOYとBIOFORCE SENTALLOY(TOMY社))
TOMY社の超弾性の特性を備えたネオ センタロイワイヤーは、一定の矯正力が治療初期からフィニッシュまで、全段階にわたり効率的に作用します。 このワイヤーは歯の移動量に関係なく生体に最適な力が継続して働きます。したがって、患者さんの痛みは最小限ですみ、歯周組織が比較的弱っている成人症例にも適しています。
また、従来の超弾性型ニッケルチタン合金製のワイヤーとは異なり、 治療初期から歯根を含めた3次元コントロールを可能にしています。ワイヤーの表面も極めて平滑ですから摩擦抵抗が少なく、大きな治療結果が期待できます。
同社のバイオフォース センタロイワイヤーは、前歯部から臼歯部にかけ て、徐々に矯正力が強くなるバイオロジカルなアーチワイヤーです。患者さんの歯列弓が小さい場合は全体に弱く、歯列弓が大きい場合では臼歯部には比較的強い矯正力が働きます。矯正力の増加が連続的で境目がありませんので、アーチワイヤーが折れるなどのリスクが減少します。
前歯部では、比較的弱い矯正力を発現し、治療に伴う痛みも軽減できます。 犬歯、小臼歯などの側方歯部では、前歯部の2倍の矯正力を保ち、歯の移動に伴う捻じれや傾斜を最少にします。 大臼歯部では、前歯部の3倍の矯正力を生じ、アンカー効果をより確実なものとします。